品質管理


1.初回サンプル品は、レントゲン検査を実施

透過装置を用いれば、非破壊で鋳巣の発生位置や大きさを正確に測定することが可能です。




2.SPECTROTEST

金属材料を切出しせず製造現場で簡便に高精度な材質検査ができます。
金属,鋳鉄,FC,FCD,ダクタイル,アルミニウム,ダイカスト,鉄,銅,チタン,亜鉛,コバルト,ニッケル,鉛,マグネシウム,窒素,リン,硫黄,シリコン,炭素,カーボン,マンガン,ステンレス等が計測可能です。




3.鋳物組織検査

研磨機にて研磨します。現れた内部の組織観察を行い品質を確認します。




4.磁気深傷試験(ブラックライト・ハンドマグナ)

MTまたはMPT(Magnetic Particle Testing)と呼ばれ、鉄鋼など強磁性材料の表面近傍の傷を検出するのに適した探傷試験方法です。試験体を磁化した場合、表面及び表面直下の比較的浅い部分(表面から約2~3mm程度)に傷などの磁気的な不連続があると、その部分から磁束が漏洩し(漏洩磁束という)不連続部との境界に磁極が生じます。試験体表面に磁粉(磁性粉に顔料または蛍光体を付着したもの)を散布すると磁粉は漏洩磁界によって磁化され、微小磁石となり、傷部分の磁極に付着します。傷部分に付着した磁粉によって、実際の傷の幅に比較し、数倍から数十倍の幅の傷による磁粉模様ができ、容易に目視観察で亀裂が検出できるようになります。

ブラックライト


ハンドマグナ




5.引張り試験(強度)・硬度検査

引張り試験


硬度検査
鍛造品の硬度を測定し、鍛造や熱処理が正常に完了しているか確認します。




6.ノギス・マイクロメーターによる測量