プレス加工品

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プレス加工品

プレス加工によって作られる多くの金属部品や金属製品には、その工程の数によっていくつかの作り方に分類することができます。プレスとは、簡単に言ってしまえば、金型などの上や下においた板を圧力をかけてつぶすことによって金型に作れられた凹凸と同じように金属の板を加工していく手法です。原理はこのようにきわめてシンプルですが、現代の工業技術にとってなくてはならないのがこのプレス加工技術で、多くの産業で使われています。

このプレス加工は素材となるブランク材と呼ばれる鉄鋼製の板を曲げたり、打ち抜いたり、絞ったりするため汎用性も高く、たとえば、異なる金型を順番に並べておき、1つの工程でプレスが終わったものを次の型でプレスしていくことで、複雑な形状を持つ金属部品も製造することができます。またひとつの型で複数の加工を可能とするものもあります。金型を一度作ってしまえば、大量生産も容易になる技術です。

参考文献:「砥石と研削研磨の情報サイトtoishi.info」

溶接ロボット

わが国において溶接(アーク溶接・抵抗溶接)ロボットが製造工程の一端に定着して四半世紀が経過しました。この間,溶接ロボットは自動車産業を中心に溶接作業には欠くことのできない生産手段として活躍しています。また,生産拠点の海外へのシフトにともない,ロボットの適用の場も世界各地へとグローバル化しています。

・繰り返し同じ作業が出来る。
・スピードが速い。
・疲れない。
・作業環境を選ばない。

など。このようなロボットを溶接作業に用いることによって生産活動に必要なQ・C・D・Sに関するメリットを得ることができます。

➀Q(品質):溶接品質の安定
・誰が作業を行っても同じ品質のものができ上がる。
・うっかりミス(溶接忘れ)が無くなる。

➁C(コスト):生産コストの低減
・人件費を削減できる。
・ロボットは専用機ではなく汎用性があるので,生産設備へのトータル投資を削減できる。
・無駄な溶接がなく,シールドガスや溶接ワイヤなどの消耗品費を削減できる。

➂D(納期):納期管理の徹底
・生産計画が立てやすく生産管理がやりやすい。
・タクトタイムが早くなり設備稼働率も向上する。

➃S(安全):作業環境の改善
・溶接作業者を3K(危険,きつい,汚い)作業から解放できる。
・作業現場の換気など,環境改善設備が機械化し易い。

参照 産報出版 sanpo-pub.co.jp